防音室を用意する事 その1
こんにちは Milesが反映しない事に若干イラっと来てるてんちょーです。
毎日自宅と店の往復その程度ならいいのですが、先日1日かけて結構な距離を移動したのにそれが全然反映されてなくて。
マジで泣くぞ、って思ってしまいます(汗。
Contents
1日仕事で横浜まで往復
そのMilesが反映されない長距離移動、ってのが5日の臨時休業での事です。
実はこの日、てんちょーは1日かけて横浜まで出掛けてたのです。
目的は防音室を引き受けに行くこと。
実は某フリマサイトにて防音室を手に入れる事が出来、モノの大きさもあって宅配便での配送は費用も掛かる、ならば自分で受け取りに行こうって事になったのです。
横浜まで移動なので、湾岸線を使っていく方法もありましたが、今回はアクアラインを使い、神奈川県内だけ首都高速(湾岸線、横羽線)を使って移動、千葉県内は一般を使用するというローコスト移動をしたのですが…ここでの移動が全部Milesに反映されてないんですよ…泣けます、これ。
まぁいいんです。
途中で悪の巣窟『大黒ふ頭PA』に立ち寄り、アメ車、イタ車、旧車等々、多くのカッコいい車を沢山見る事が出来て、ちょっとしたモーターショー気分を味わえたんで、それはそれでよしとします。
ところで『だんぼっち』って何?
こうして1日かけて受け取ってきた防音室ですが、商品名を『だんぼっち』といいます。
防音室って本当に色々あるのですが、トップクラスになるとヤマハが販売している数百万する防音室「アビテックス」もありますし(このタイプは中で楽器演奏しても音が外に漏れない程の防音能力を持っています)、入る人数や防音性能によって数十万クラスのものもざらにあります。
では安価なものは、というと10万円前後からでも購入できます。これらは簡易的な防音材の使用、1人が入るぴったりサイズ、素人でも簡単に組み立てが出来るという感じのものになります。
そしておそらく最安値で入手出来る防音室が『だんぼっち』ではないか、と思います。
写真を見ればわかる通り、だんぼっちは基本的に段ボールを素材にしています。段ボールは2枚の紙の間に補強材を入れる事で軽量ながら丈夫な構造物を作る事が出来るものですが、だんぼっちの場合この補強材に厚めのハニカム構造材(右写真参照)を使う事でこれが吸音効果をもたらし防音室として使用が出来るという訳です。
このハニカム構造段ボールで作った防音室が『だんぼっち』という事になります。
メーカーサイトによると『だんぼっち』には全部で4つの種類がありますが、今回入手出来たのは一番小さいサイズ、ベーシックモデルになります。
公式サイトではお値段75900円…段ボール製なのにいいお値段します。
だんぼっちベーシックの仕様は以下の通り。
サイズ | W80 cm×D110 cm×H164 cm※換気口含む |
内寸 | W74 cm×D104 cm×H148 cm |
組み立て時総重量 | 約25.54kg |
梱包時サイズ | 162cm×117.5cm×27.5cm |
梱包時重量 | 約39.04kg |
付属品 | 天井に換気口 ケーブルを通すためのサービスホール テーブル 寸法:73cm(横幅)×42cm(奥行き)×3.2cm(厚み) 耐加重:10kg |
内寸が740㎜ X 1040㎜ X 1480㎜なので大人は立って入る事は出来ません。
中で座るのがやっと位の大きさになります。
中々厳しいですね。テーブルは本体内に固定になります。組み立ての際のガイドであり、本体の補強的な側面もあります。
受け取ってきた『だんぼっち』をカスタマイズする その1
さてこうして引き取ってきただんぼっちなのですけど、仮組して思う所がいくつかありました。
まず外見。
段ボールむき出しなのもアレですが、フレーム部分に両面テープを貼った後が多数あります。
元の所有者さんが外見を色々アレンジした際に使ったものが残っているのですが、経年劣化もあって変色してしまったり、埃やゴミが貼りついたままになってて、このままでは流石に汚らしくて使えません。
内部は、というと、こちらも黒いウレタン製の吸音材やゴム製の遮音シートが貼りつけてあって例えば同じ形の吸音材が隙間なく貼ってあるようであればまだいいのですが、山形、波型など取り混ぜて貼ってあって統一感もなく、遮音シートも細切れのものが不規則にはってあるのでこれも見た目や効果の点でよいとは言えません。加えて言えばドアを閉めると完全に閉所になる室内ですから暗室と言ってもいい位真っ暗ですので、そこに黒い吸音材の壁はちょっと圧迫感を感じます。
更に扉部分ですが、ここの引手も強く開け閉めしたせいか段ボール部分がくぼんでしまい、がたつく様になってしまっています。
こうした諸々もあって安価に譲ってもらう事が出来ただんぼっちなので、これをもう少しだけ見た目よくしていきたい、出来れば防音効果も引き上げたいと思ってこれから改造していきます。